毎年、年明けからの数ヶ月のあいだに何本かの動画をリリースして、暑くなってくるとだんだんリリースが減ってくるのがパターンなのですが、今年は年明けに体調を崩してしまって動画編集から遠のいていました。
先日のふじてんでのライドも、動画撮影はしたのですが編集する意欲が高まって来ない……。
これではいけない、というわけで、モチベーションアップのために新機材を導入してみました。
GoPro用の3軸ブラシレスジンバルです。
ジンバルというのは、簡単に言うとカメラスタビライザーのことです。
従来のスタビライザーは、ヤジロベエの原理でカメラを安定させていましたが、バランスポイントの調整がシビアだったり、かさばったりで、とてもではないけれどMTBライドに持っていけるようなものではありませんでした。そもそもすごい高価でしたしね。
そんな中、数年前に登場したのが、X-Y-Zの各軸にブラシレスモモーターを配して、電子制御でカメラを安定させるシステムです。フルサイズカメラ用のMoVIという製品は”Game Changer”と呼ばれて話題になりました。
このようなシステムはどんどん安価になってきて、普通のホビーユーザーにも手が届くようになりました。
搭載するカメラをGoProに限定し、バランスポイントの調整を不要にすることで、買ってきて電源をONにしたらすぐ使えるお手軽な製品も登場しています。wa+が今回購入したのもGoPro専用のジンバルです。

いくつか似たような製品がある中からwa+が選んだのは、こちらのZ1-Rider。
電源とコントローラー部が別体になっていて、ジンバル側にはGoPro規格のマウントが付いています。
これにより、さまざまなGoProマウントに対応できるのがこの製品のウリですね。
ちょっと工夫すれば、電源部に直接ジンバル部分をマウントして、ハンドヘルドのジンバルにもできそうです。

こんな具合です。
ジンバルと使うと、状態の動きとは関係なくカメラを水平に保ってくれるので、安定した映像が得られます。
逆に言えば、角度を調整しない限り見上げたり見下ろしたりするアングルにはできないということなんですが。
ごちゃごちゃいうよりも、実際の映像を見てもらった方が効果のほどを実感できると思います。
4:00あたりに画面が斜めになっているのはジンバルの電源がOFFになった状態です。
ここから4:02で電源ONになります。勝手にカメラアングルが水平になって安定します。
今回は100%チェスティで撮影しましたが、ハンドヘルドで並走しながらの追い撮りなど応用が利きそう。
ちょっと動画撮影が楽しみになってきました♪