2013年02月26日

三上延「ビブリア古書堂の事件手帖4 〜栞子さんと二つの顔〜」

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フジの月9ドラマが波紋を呼んだ、というか原作ファンには大津波状態らしいですが、淡々と続きを読んでます。

とうとう行方しれずだった栞子の母が登場し、物語も後半戦に突入した感じです。
本作では、江戸川乱歩にまつわる謎をめぐって母娘の対立が描かれます。やっぱこの母親はないわー。


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2013年02月16日

伊藤計劃「ハーモニー」

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「虐殺器官」が面白かったので、こちらにも手を伸ばしてみました。
wa+はこちらの方がさらに面白く感じました。

荒廃の時代を経た反動から、極端な生命至上主義が進んだ世界。
そこでは人類の大半が常に自分の健康状態をモニタリングされ、事故や老衰以外で死ぬことがなくなっています。
癌に冒され、余命幾ばくもない作家は、どんな気持ちでこの作品を書いたでしょうね。

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2013年02月10日

村上春樹・柴田元幸「翻訳夜話2 サリンジャー戦記」

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前の本に続いて、翻訳に関する書籍です。
J.D.サリンジャーの「ライ麦」を村上春樹が新訳で出しましたが、それにまつわるアレやコレやを2人の対談形式で語り尽くした本。

実はまだ村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を読んでないのですけどね(笑)。
野崎訳と読み比べてみたい。

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2013年02月02日

大森望「新編 SF翻訳講座」

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翻訳者を生業とする人が書いた本は数あれど、SFジャンルの本は少ないです。
書評家・SF翻訳家である大森氏がSFマガジンで連載していたエッセイを中心に採録、まとめ直したのが本書です。
SF翻訳の舞台裏、SFジャンル固有の翻訳者の生態を面白おかしく講義してくれます。


余談ですが、この1冊に3カ所の誤植を発見。
元々の原稿にあったものか、単行本化されたときのものか、今回河出で文庫化されたときに作り込んだものか。

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2013年01月30日

ほしよりこ「きょうの猫村さん 4」

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猫村さん4巻目。
なかなか話が進みません(笑)。

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2013年01月07日

仁木英之「さびしい女神 僕僕先生」

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うっかり書き忘れていました。
今年最初の1冊は、僕僕先生シリーズ第4弾でした。

ギリシア神話の神々と同様、道教の神様たちも感情レベルでは人間と変わることがないのですね。
主人公・王弁君の人間臭さが古の神々や仙人たちを動かし、物語をも動かしていきます。

僕僕先生の正体というか出自もチラホラとわかってきて、今後が楽しみになってきました。

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2012年12月29日

近藤史恵「エデン」

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前作の「サクリファイス」から3年後、白石誓は唯一の日本人選手として夢の舞台、ツール・ド・フランスに参戦することに。
スポンサー撤退を巡るチーム内の不和やライバルチームの選手についての黒い噂を乗り越えて、エースを勝たせることができるのか。

前作の記憶が相当薄れてしまいましたが、ロードレースの世界観をリアルに描いていて好感の持てる作品。
って、「サクリファイス」のときも同じようなことを書いていた(笑)。

前作と合わせて読むといいと思います。

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2012年12月20日

スティーヴ・ハミルトン「解錠師」

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何か本屋にいってもめぼしいものがなくて、タイトルはダサいなぁと思いつつ(笑)、「このミス」1位ということで購入。

ごめんなさい。
引き込まれました。

ラスト1ページの幻想的なシーンは鳥肌モノ。


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2012年12月08日

伊坂幸太郎「SOSの猿」

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この時期の伊坂作品は、評価が低いと言われています。前回の「あるキング」もこの作品も。
しかし、文庫化にあたって大幅に加筆修正された本作は結構楽しめました。
単行本で読んだことがないので判断が難しいのですが、初期作品のようなシュールさがwa+は嫌いじゃないのです。



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2012年12月01日

井上ひさし「自家製 文章読本」

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「私家版 日本語文法」に引き続き再読。
たまに多様な日本語のセンスを補充しないとね。

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2012年11月17日

井上ひさし「私家版日本語文法」

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学生の頃に買って以来、何度も読み返しましたが、どうも会社の若いライターに貸したままになっているようで、本棚にない。
というわけで買い直して再読しました。

井上さん一流のセンスで引用される猥雑な事例(褒めてます)は、たぶん今の若いライターにはわかるまい。


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2012年10月13日

伊藤計劃「虐殺器官」

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前から気になっていいたけれど何となく避けていた本をやっと読みました。
「ゼロ年代最高のフィクション」「世界水準のSF」といった賞賛の声に少々懐疑的に見ていたのですが、読んで納得の出来でしたね。すみません。

あとがきでも触れられていましたが、一読してニール・スティーブンスンっぽいなと思っていました。
あっちの方がポップなキャラクター設定で、よりSFらしいですけど。

癌に冒され、3年足らずのごく短い創作期間の後、力尽きてしまったのがとても残念です。

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2012年10月01日

冲方丁「OUT OF CONTROL」

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特にこれと言った法則性もなく?集められた短編集。
最近映画が公開された「天地明察」の前身となった中編「日本改暦事情」が収録されています。
それよりも、早く「マルドゥック」の続きを読みたいなぁ……。

しかし、腹痛い……。

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2012年09月20日

伊坂幸太郎「あるキング」

「諦めない奴を負かすことはできない」ベーブ・ルースいいこと言うなぁ。

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これまでの伊坂作品とはだいぶ趣の異なる作品です。
架空都市・仙醍で野球好きの両親の間に生まれた天才野球選手の短い一生を、「マクベス」をモチーフに描いた寓話的小説。
好き嫌いが分かれると思います。

3人の魔女によって予言された主人公の人生。
予言されるというのは、一つのストーリーに運命を固定されること。恐ろしいことなのですね。

Fair is foul. Foul is fair. 「きれいは汚い、汚いはきれい」の原文から、「フェアはファウル、ファウルはフェア」とそのままカタカナに読んだ勢いで出来上がった作品なのかも……。

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2012年09月15日

J.D.サリンジャー「ナイン・ストーリーズ」(柴田元幸訳)



2008年に「Monkey Business vol. 3 ナイン・ストーリーズ特集号」に掲載された柴田元幸さんによる新訳が文庫化された。 サリンジャーの意向で訳者によるあとがきや解説が拒絶されているので、折り込みの別紙がついていた。 「Monkey Business」掲載時に読んだので、一応再読ということになる。

新訳ということもありますが、読み返すたびに新しい発見がある短編集です。

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2012年08月29日

宮部みゆき「英雄の書」(上)(下)

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宮部みゆきのファンタジー作品には、ちょっと苦手感があるwa+ですが、それでもやっぱり買ってしまう。
不思議ですね〜。
従来の宮部ファンタジー作品に比べ、ゲームシナリオ臭が薄れているからでしょうか。

エンディングはイマイチだな、と思ったら続編が書かれるようです。

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2012年08月06日

川西蘭「スパート!」

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自転車小説というジャンルがあるかは知らないけれど、集めてみればそれなりの冊数になりそうなくらいには自転車をテーマにした小説が出版されていますね。

「セカンドウィンド」シリーズの作者による作品で、本作では女の子を主人公に据えてきました。
怪我がもとでバレーボール部を辞めるのと同時に引きこもりとなった主人公が、あるきっかけで元競輪選手から自転車を教わるようになり、競技者になっていくまでを描いています。

最近、ガールズ競輪が始まっているようですが、作品中ではまだ女子の競輪は復活しておらず、自転車競技での活躍の場はとても少ない状況なのですが、主人公はあまり気にせず、とにかく自転車に乗っていられればいいや、という感じなのです。

結末には、え、これで終わっちゃうの?と思わざるをえませんでした。ちょっと拍子抜けするくらいのエンディングで、面白くなる要素があっただけに残念です。

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2012年07月16日

仁木英之「千里伝 時輪の轍 」

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18歳なのに外見は5歳児という、異色の主人公が特徴的なシリーズ第2弾。
個人的には、〈僕僕先生〉シリーズの方が好きですね。


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2012年07月08日

三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」3

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1、2巻は入院中に読みましたね。最新刊が出ていたので買ってきました。
前の2冊に比べて、夫と娘2人を置いて失踪した母親により焦点を当てた内容です。母親の人物像が少しずつ明らかになってきましたが、やはり少々リアリティに欠けるというか、ご都合主義的な感じがするストーリー展開ではありますね。
面白くないわけではないのですが……。

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2012年07月06日

米澤穂信「ふたりの距離の概算」

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〈古典部〉シリーズ第5弾。
このシリーズ、現在アニメ化されて放映中です。
キャラクターのイメージは、小説だけから受ける印象とは結構違っていましたが、もう慣れてしまいました。
わりと原作に忠実に描かれています。話の順序は入れ替わっていたりもしましたが。
アニメタイトルは「氷菓」。シリーズ第1巻のタイトルですね。1巻の内容が終わって、どうなるのかな?と思ったら同じタイトルのまま2巻の内容に突入しました。まあ、〈古典部〉じゃアニメのタイトルとしてはイマイチですものね……。

2年生に進級した奉太郎たち。
古典部にも新入部員が入部したものの、ある日突然退部してしまう。
その理由を恒例のマラソン大会の最中に解き明かしていく、という趣向です。
米澤作品は面白さに安定感があり、安心して読み進められます。


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